ハイブリッド出力のワンハンドルのコントローラが完成しました。筐体はアルマイト加工のアルミと側板がアクリルの混構造です。ハンドルのレバーはステンレスをレーザー加工。おもちゃグレードではなくコマーシャルグレードの設計思想で作り込んだこともあって材料費が1台あたり5万円！！！。設計費はソフトも含めて計算すると500万くらいはかかっているかな・・・。
力行が4ノッチ、制動が4ノッチ+非常の5ノッチ+Nの10ポジション。Nポジションでは（平面であれば）一定の速度を保つか、決められた数値で惰行しながら減速するかといったこともPCをつないでパラメータで変えられるようになっています。最高速をHとLの2選択とし、高速型の車両と低速型の車両で使い分けられる様になっているとともに、高速、低速いずれも2つのプログラムを(PRG1とPRG2）を選べるので走らせる車両に合わせて複数のパラメータを登録しておけます。以前の試作ではこの選択肢を12種類としたのですが、さすがに12種類もあるとどのポジションが何だったかを覚えておけませんということで、高速と低速のそれぞれで２つずつになりました。