パワーパック用プリント板を注文(2)

 前回に続き、変更を加えたプリント板についてのお話しです。ワンハンドルのコントローラに使うマイコン基板にも数カ所変更を加えました。前回までのものではADCはΔΣ16bitの4チャンネルでしたが、将来の拡張を考えて(今のところ使う予定はありませんが)更に4チャンネル追加しました。基本的には外部から設定用のパラメータを書き替えて使うというコンセプトなので、あえて必要はないかと思いますが念のため追加。また、某社で発売予定のコントローラにUSBコネクタがあるのを見つけたので、こちらもDsubをやめてUSBに載せ替えました。これでPCからはUSBケーブルで接続できることになります。(仮想COMポートなので、機能としては何も変わりません。)

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 あとは組み合わせる出力用のプリント板とのインターフェースも若干変更。結果、内容としては結構大がかりな変更作業になってしまいました。前回ご紹介したプリント板と今回のプリント板の注文を出してから、秋葉原の部品屋さんのホームページで電子ヒューズICの取り扱いを見つけ、ずいぶん安いので早まったか・・・と思いましたが、保護動作に入った信号の出力がないんですね。それではCPUでエラー検知できないので結局使えないことが判明しました。因みに出力ボードで使っている過電流保護用のICはTI社製で1個500円弱します。市販のおもちゃレベルのコントローラ(例えば青い筐体のもの)だと、使っている電子部品を全て合わせても500円程度ですから、今回開発しているコントローラは民生用としてはかなりのハイコストです。求める性能を積み上げていったらこうなってしまったというだけなのですけどね。量産品では絶対無理!。