シルク印刷の版下製作

 ケースやパネルへのシルク印刷が必要なときは、寸法入りの図面を作って版下の製作は専門の業者さんにお願いしていました。

CAN Tool mini

 今までは次の様な図面で版下を製作依頼。

CAN Tool mini_design

 図面ではなく版下を自前で製作できないかということで、色々調べて Affinity Designer 2というグラフィックソフトを導入。デザインのプロは迷うこと無くIllustratorですが、通常の用途を考えるとpdfファイルの出稿でも良いのではないかということ、また使う機会もそれほど多くないので、ものは試しと安価な Affinity を選択。1日半程度さわって基本的な入力はできるようになったので、早速作業を開始。できあがった画像をアウトライン化したpdfファイルで製版してもらうことにしました。

 このAffinity Designer 2 、dxf形式でのエクスポートがサポートされていますがベクターデータで出力されるためか、CADデータとして読み込めませんでした。初めはdxfで読み込んで、機構図面と重ね合わせて位置の確認が出来ると目論んでいましたが、予想が外れてできなかったため、pdfで出力したものをオンラインのpdf-dxfコンバータでdxfに変換。これをCADソフトで読み込んで機構図面に重ね合わせて印刷位置の確認を行うという方法を取ることで問題は解決しました。

Mcx200_design_front

 

 

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