続リバースエンジニアリング

 前回の続きです。

 動作波形をキャプチャしました。ネットでも見かけましたが、モータを接続した状態で取得すると何だか分からない波形になってしまうのでMOSFETのゲートの信号です。上がゲートの信号、下はトリガに使った低周波側の信号です。先ずはダイヤル位置が0。(左いっぱい)
wave2_1
 次に25%位置。
wave2_2
 次は50%。
wave2_3
 次は75%。
wave2_4
 そして100%。
wave2_5
 少し拡大してみましょう。
25%では、
wave2_6
 トリガ信号のHighの間では、全くパルスが出ていません。
そして50%。
wave2_7
 25%では無かった低周波のHighの部分にもパルスが出てきます。そして、Lowの部分とHighの部分でパルス幅が違います。
次に75%。
wave2_8
 50%と同じく、HighとLowの部分にパルスが出ていますが、50%と比べると明らかにパルス幅が広くなっています。
部品点数も少なく(=コストも安く)簡単な回路ですが、うまく考えていますね。

 動かす車両(モータ)によって違いはありますが、PWMなのでどうしても低周波側の耳障りなノイズが出てしまいます。かなり抑えられていますが、どうもこのノイズが不快なのでPWM以外の方法で実験中です。