ヒグラシ初鳴き

本日夕方、今年初めてヒグラシを聞きました。昨年は7月12日だったので10日早い。 もう夏!

今日の日本経済新聞朝刊 1面下段の「春秋」欄。
富士山の「八合目」と書かねばならないところを「8号目」と誤植。(おそらく誤変換) 厳罰だね、これは。

最近は世界遺産のこともあって、やたらと富士山の話題が多い。登りたいとは思わないけど見るのは好きです。東海道新幹線では、いつも山側を指定。

そして、その富士山。噴火が近いという専門家も多いので気になるところ。ネットで検索していたところ、新田次郎氏の「怒る富士」という小説を知り購入。(文春文庫で上下巻)
史実を元に、宝永の噴火での降砂、降灰と被害の様子が克明に描かれており、富士山の噴火の被害について知りたい方にはおすすめかも。但し、下巻は人間模様や人が死ぬ個所が多いので情報を得るには上巻だけで十分。

もし噴いたとすると、ここ川崎では10センチ程度の降灰が予想されます。火山噴火予知連会長の昨年の会見では、前兆から噴火に至る時間は数時間から数日という場合もあり得るという発言もあったので、もし発表があったとしても、それから用意に走ったのではたぶん遅い。

来てみなければわかりませんが、宝永の規模であれば物流が止まるのは間違いないし、川崎市では水源が全て影響を受ける範囲にあるので断水の可能性もあり。地震と共に準備の必要性はあると考えておいたほうが良さそうです。降灰が多いと、地震より始末が悪いかもしれません。