日本経済新聞の購読をやめます

これまで20年以上、日本経済新聞を読んできましたが、今月をもって購読をやめることにしました。

以前より、何となく記事に違和感を感じていたのですが、先日の「富士山8号目」事件をきっかけにいったんやめようかなと思っていたところへ、まずは7月20日(土曜)の朝刊の1面、「福島第1原発ルポ」。

本文から引用・・・

バスが原子炉の脇に進むと「毎時200マイクロシーベルト」と東電の担当者が手元の線量計を読み上げた。
密閉された車内で出た数字は人体に影響を及ぼす危険から遠い水準。ただ外は高線量でバスから降りることはできなかった。

引用ここまで。

この記者氏は200マイクロシーベルトでは全く危険を感じていないんだねえ。見方を変えれば、200マイクロシーベルトなんて何ともないさと洗脳しているようにもとれる。

続いて19面のニュースクール欄。大学生の姉と中学生の弟が話し合うという想定の子供向けの紙面。

ここで、弟の「からすけ」は、こう発言。

「原発って、今はほとんどのところで運転がストップしているよね。どんな基準をクリアすれば、また動かせるようになるの?」

日経は中学生までも、原発稼働の推進派に仕立て上げたいらしい。

この2つの記事で、「もうやーめた」と決めました。

新聞を読まないのもつまらないので、もうちょっと(中立で)マシなどこかの地方紙でも読もうかと思案中です。