25日はミューザ川崎シンフォニーホールでの「避難訓練コンサート」に参加しました。
テレビ、新聞などでも報道されたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
コンサートの最中に地震が発生、その後火災が起きたのでホールから避難するという内容でした。
先週、内覧会で見学できたオーケストラのリハーサルはこの日のためのものだったので、今回の演奏が本番です。前回、リハーサルで完成度が低く今ひとつだったのか? といったことを書いたと思うのですが、どうやら違うようです。
弦だけでの演奏であれば被災前と変わりませんが、金管も加わって音量が上がってくると途端に粗っぽい音になってしまいます。前回は二階席で、今回は最初は二階席、休憩後は一階席で聴いてみました。聴く位置を変えてみても音の傾向は変わりません。
原因はわかりませんが、ひょっとすると強固になった天井が悪さをしているのでは無いか? と疑っています。
天井部分の構造変更で、以前より音の抜けが良くなるのではないかと期待していたのですが、元の音に戻るまでには少し時間がかかるかもしれません。