先週は、MUZAナイトコンサートを聴きに出かけました。
前席自由で、ほぼ1時間、料金1,000円なので、内容が
良ければとってもお得なコンサートです。
今回聞いたのはこれ。
ヴィンヤード構造のミューザは、ジャズともとても相性の良いホールです。
しかし・・・・、今回はやってはいけないスタイルでした。
それは何かというと、PAの使いすぎです。
響きの悪い、かつ音の通らないライブ会場であれば必要ですが、ミューザは
とても響きが良いので、PAを使うと(ジャズに限らず)とんでもない音に
なってしまいます。
音量の小さな楽器ならともかく、トランペットやドラムスまでマイクで拾って
スピーカーから音を出すという、僕に言わせればなんたる愚行。
よく考えてみれば、演奏者というのは自分の出した音が客席でどのように
聞こえるかを生で確認できないんですね。
クラシックの場合は、リハーサルで指揮者が客席まで降りていって確認する
こともありますが。
また聴く機会があれば、次回はぜひ完全なアコースティックで聞いてみたい・・・。