ちょっと遅くなってしまったが、8月のコンサートの感想を。
9日はサマーミューザのジャズナイト、前半は良かったんだけど、後半ボーカルが入ることによりPA使用(僕はPA大嫌い)。
席は1Cの2列目で、左のスピーカーが斜め前に(3m位)。トランペットなどもPAを使ったので、全ての音が左前のスピーカーから聞こえるという状況。2CAか2CBだったら良かったかも。
1C席のことを考えたら、あの位置にスピーカーをセッティングするのはどう見ても間違い。誰だ、あれでOKだしたのは。
そういえば、今回のサマーミューザは3公演しか行かなかった。出演するオーケストラのレベルも凡そわかってしまったし、聴きたい曲もあまりなかったから。
18日はミューザで佐村河内守の交響曲第1番「HIROSHIMA」を大友さん指揮の東響で。そう、あのCDのライブ版ということ。
席は2CBの3列目。(もっと前が欲しかったが取れなかった) 3楽章でおよそ80分の曲で、ちょっと長い。まあ、聴いているとこの曲のストーリーが見えてくるから、苦痛ではない。(でも長い)
演奏は、CDと同じく感動もので、最後の部分は思わず目頭が熱くなる。が、残念だったのは、演奏中も常に会場内がざわついていたこと。おそらく普段コンサートなど出かけない、コンサート慣れしていない人が多かったのだと思う。(NHKやTBSで取り上げられたからか。)
はっきり言って会場内は小中学校の音楽鑑賞教室といったレベルで、集中できなかった。客層が広がるのはありがたいことだけれども、もうちょっとマナーを考えて欲しい。
この公演では初めての経験を2つ。
1つは、この曲のppppからffffよりも広いんじゃないかというダイナミックレンジの広さ。あれほどの大音量(3楽章の終了部)をミューザで聴いたのは初めて。ものすごい音だった。
もう一つは演奏終了後、あれだけの拍手を聴いたのも初めての経験。ウィーン・フィルでもあれだけの拍手は無い。
28日はミューザでナイトコンサート。今回で2回目のピアノ&パーカッション ドス・オリエンタレス。ウーゴ・ファトルーソとヤヒロトモヒロのお二人。
1年前に近所の多摩市民館で聴き、今回はミューザで再び。席は1Cの5~6列目くらいだったか?(ナイトコンサートは自由席なので、よく覚えていない)
ウーゴ氏はピアノを弾きながら横のシンセも。アコーディオンも弾けば太鼓も叩き、ボーカルもというマルチな奏者。ヤヒロ氏のパーカッションも素晴らしいの一言。
これで8月のコンサートは終了。