日曜日、久しぶりに長時間クルマに乗っていたせいか、昨日背中を痛めてしまいました。薬箱にあった「モーラステープ」を貼り、「ミオナール」を服用。少しボーッとしています。そのような状況なので数日間はなるべく安静にしているつもり。
話は変わって、オーブントースターをリフロー炉として使うため、ここしばらく手がけていたヒーターの制御器がソフトも含めてやっと完成しました。
実測した温度プロファイルが次のグラフ。 縦軸:温度(°c) 横軸:時間(秒)
ヒーターの制御は初めてでしたが結構大変でした。何が大変かというと、ヒーターの電源を入れても実際に温度が上がるまでに10秒近くかかります。そのため1秒毎に温度を測り下がったことを確認してからパワーを入れても、だいぶ遅れて温度が上がります。初めは一定の温度制御をするつもりでしたが、ある程度変動幅を許してやらないとダメなことがわかったので上のグラフのように緩やかな傾斜をもつ制御に変更しました。これも実際にはヒーターのオンオフだけでは無く、目標温度の手前から段階的にパワーを下げています。150度から180度までを90秒掛けて上げていきますが、これもフルパワーでは温度が上がりすぎてしまうので途中までは30%出力し、その後40%に増力して緩やかな傾斜を実現させることができました。
最後に220度でおよそ1分(最高温度は236度)を保つようにしますが、ここから温度を下げるためにはヒーターをオフにしただけでは下がらないので、ヒーターオフを合図に扉を静かに開けてやらないといけません。ここを自動化(例えばモーターで)できれば完全自動でできるのですが、とりあえずは半自動でいいかなと思っています。
あとはハンダと部品を載せた基板で上手くいくかどうかの確認を残すのみです。
ハードウエアについては、日をあらためて紹介したいと思います。