回路シミュレータ、LTspiceを使って(メカ)リレーの逆起電力を観察してみようと 思いましたが、どうもうまくいかない。ならば実物で!
検証に使ったのはオムロンのG2R-1-S DC12Vです。
先ずは並列ダイオード無しでオンしたときのコイル間電圧。有接点スイッチでの制御なのでチャタリングがあります。

次はオフ時の波形。縦軸の電圧スケールに注目。(100V/div) 半導体での制御なら間違いなく素子を壊しますね。

次はコイル間にダイオード(1N4007)を接続してのオン。マイナス側への振れが無くなりました。

そしてオフ。ダイオードのおかげできれいな波形です。

この違いを見るだけでダイオードが必要だということが一目瞭然です。