いま、地震学者である都司先生の「千年震災」を読んでいます。その中に今まで知らなかった地震がありました。それが「横浜直下地震」。
起きたのは文化9年(1812年)で、震源は横浜市内。神奈川宿、保土ヶ谷宿、戸塚宿が最大の被災地だそう。まあ、今のようにここかしこに家は無かったので
しょうから、宿場以外の被害はあまり記録されていないのかもしれません。震源から離れているであろう川崎や木更津でも震度6弱程度で揺れたようですから、かなり大きな地震だったようです。
横浜周辺にお住まいやお勤めの方は、過去にこういうことがあったのだと頭の片隅に入れておいても良いのではないでしょうか。