パワー制御用のリモートI/O基板を作りました。
RS-232Cのコマンドで、3個のリレー(1C接点)を制御できます。
リレーにはオムロン社製のG2R-1-Sを使っているので、最大10Aまでの開閉が可能です。(リレーの定格は抵抗負荷でAC125V及びDC30Vで10Aですが、連続での使用は5A程度までを推奨します。)
基板上には3個のリレーの他、5本のオープンコレクタ出力(TD62083APG使用)も用意してあり、リレーと同様に制御できます。
プログラムを作れる方には、PCでの制御だけでは無くAVRマイコン(ATmega88)用のマイコンボードとしてもお使いいただくことができます。(生板での頒布もOKです。)
ここしばらくは、プリント基板の製造はネット通販のP社に注文することが多かったのですが、台湾製造だとシルク印刷がにじんだりかすれたりで見栄えが悪かったので、今回は東京都大田区の城南プリントさんにお願いしました。
ネットで見積もりをとったら、国内製造のこちらの方が費用も安かった(P社の半額以下)し、品質も問題無いので今後はこちらにお願いしようと思っています。
後日、金属ケース入りの製品も用意する予定あり。
概略仕様
マイコン ATmega88p-20PU (CLOCK: 16MHz)
電源 DC12V(2.1φ DCプラグ用)
基板サイズ 123mm x 80mm (高さ40mm)
コネクタ
リレー出力 Molex社製 5569-04A1 (JST社製 B3P-VH使用可能)
オープンコレクタ出力 Molex社製 5045-09A
インサーキットプログラマ用6Pヘッダ搭載
デジタル入力(3bit)用6Pヘッダー実装可能
(入力ポート用のヘッダーを実装するとISPの接続ができません)
RS-232C用9ピンメスコネクタ(ストレート接続)
RS-232C仕様 9600bps data:8 stop:1 parity:none 制御線無し(CTS-RTSは基板内で接続済み)