10月のコンサート(前半)

6日 名曲全集 第90回

 指揮 マルティン・ジークハルトでアンサンブル・ウィーン=ベルリンと東響 席は2CAの2列目

前半はヨーロッパからおいでいただいたにも関わらず、それほど感動せず。

後半は東響のみでブラームスの交響曲第4番。よかったんだけど、オケの配置が左に第一ヴァイオリン、右に第2ヴァイオリンの対向配置。僕にはちょっと(慣れていないので)違和感あり。
コントラバスが左側から聞こえると、ちょっと不思議に感じてしまう。

帰り際、楽団長氏から次期音楽監督のノット氏もこのスタイルだと教えてくれた。この対向配置、楽員の皆さんも苦労するらしい。

12日 ライナー・キュッヒル ヴァイオリン リサイタル

 ウィーンフィルのライナー・キュッヒルさんと加藤洋之(かとう ひろし)さんで、席は1Cの2列目

このお二人のコンビは、近所の多摩市民館で行われたときもそうだったが、大変すばらしかった。
加藤さんの伴奏は特筆ものだと思う。多くのピアノ伴奏ではピアノの音が弦の音をマスクしてしまう演奏が多い中、ヴァイオリンをしっかり聴くことができる。これができる人が少ない。ピアノ伴奏をする人には伴奏かくあるべしと見習ってもらいたいと思う。

プログラムは4曲だったが、拍手に答えてアンコールが5曲。これにはビックリ!

キュッヒルさんの奥様がエッセイを書かれたのことだったので、帰りに丸善で購入。(タイトルは「青い目の夫」)

13日 東響定期

 次期音楽監督のジョナサン・ノット氏登場でR.シュトラウスを2曲。

前半は「4つの歌」でソプラノはクリスティーネ・ブリューワーさん。歌声はすばらしいし、体もすごい。あの体格だからこそあの声が出るのかと納得。

後半はアルプス交響曲。バンダも使った大編成。かなり緊張感のあるリハーサルだったそうだが、ノット氏の指揮を初めて拝見。これはすごい人だ。スダーン監督によって相当なレベルアップをした東響だが、ノット(次期)監督でさらなる上のレベルへいくのは間違いない!。

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