PAC-3

米国によるシリア攻撃や日本海へ空母が向かった等、きな臭いニュースが多いのでミサイル防御について少しばかり調べてみました。

日本のミサイル防衛というのは二段階あるのだそうで、初めに日本海にいるイージス艦から「SM-3」と呼ばれるミサイルを発射。これに失敗したときは、陸上配備の「PAC-3」という短距離のミサイルで撃ち落としてやろうというもの。この「PAC-3」、東京の防衛のために入間基地、朝霞駐屯地、そして都心の防衛省に配備されているようです。「PAC-3」は射程が20キロ程度のようなので、防衛省で発射した場合には市ヶ谷から練馬の間の上空で撃墜しなければなりません。もし「運良く」撃墜に成功した場合でも当然その周囲には破片が降ってくることが容易に想像できます。因みに戦争状態で損害を受けても保険は適用されません。このルートの下に住む人はさっさと引っ越した方が良いかも。

勘違いしている人も多いようですがミサイル防衛は国民を守るためのものではありません。「国」を守るためのものです。

PAC_3 市ヶ谷

この写真は、google map の航空写真に写っている防衛省構内の「PAC-3」。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)