年末の仕事部屋の片付けで古いパンフレットを見つけました。
昭和58年のモーターショーでのマツダのパンフレットです。
このときの開催地は「晴海」。
MX-02というコンセプトカーが出展されました。
センターコンソールにCDプレーヤーが収まっています。
わかりづらいので、拡大しました。(矢印の右にあります)
このCDプレーヤー、電気の部分を僕が担当しました。と、いってもメカの外側部分のコントロールパネルの部分(写真で平らに見えるところ)ですが。スイッチとイルミ用の電球が付く基板を書いたと記憶しています。確か電球の位置を間違えて、手直しをしたような・・・。これをやったのは、入社1年目であったと思います。この当時、まだ車載用のCDプレーヤーは市販されておらず、これに載せたのは某メーカーの技術研究所で作られた試作品。筐体のネジを少し回しただけで音飛びを起こしたり、鳴らなかったりする到底商品にはならないレベル。僕も晴海の会場へ見に行きましたが、会場では車は置いてあるだけ。ハリボテでも良かったのではと思ったものです。