電子負荷を実験

ロードスイッチの評価用に直流電子負荷が必要なので購入を考えましたが、結構なお値段。そこで作ってしまおうとパワーMOSのドライブボードとAVRマイコン搭載のAD/DA基板を設計しました。

先ずは、そのパワーMOSドライブボードが動いてくれるかを実験。

表面実装部品を載せてリフローしたもの。
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これにディスクリート部品を実装してMOSFETと、制御用の電圧発生器(ツェナーで基準電圧を作りポテンショで可変、オペアンプでバッファしただけ)を接続。
MOSFETはファン付きのヒートシンクへ。

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直流13.2Vをスイッチング電源(20A)から供給。低い電流から徐々に上げていき、5A時にMOSFETの表面温度が51℃。さらに上げていき10A時にはMOSFETの表面温度が71℃で、ヒートシンクの表面温度(MOSFETの実装面)が46℃。もう少しいけそうだと12.5A。

まだ大丈夫で15Aまで。MOSFETの表面温度が90℃で、ヒートシンクの表面温度が53℃(但し、下方は51℃で、最上部は60℃)。

使用したFETはTc=100℃でID=70A弱が上限なので、このあたりで止めておけばかなり余裕があるはず。

写真ではMOSFETとの接続にVHコネクタを使っています。VHコネクタの定格は10Aなので上記の使い方はおすすめできないことをお断りしておきます。なお、このプリント基板自体は20Aが設計の上限(パターン幅、電流検出抵抗の容量及び部品定格)です。これ以上流したい場合はプリント基板(とMOSFET)を並列接続していけば増やせます。

次はマイコンから制御できるようにソフトを書いてみます。

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