トッパンホール

トッパンホールで行われた二胡のコンサートに出かけました。

主役は二胡のシュイ・クゥさんでしたが、東響のヴィオラの青木さん、チェロの伊藤さん、コントラバスの加藤さん(いずれも主席)が出演されるということでチケットを入手。

初めてのホールだったので、少しだけ感想を。
視覚的には落ち着いたイメージのすばらしいホールです。開演前のアナウンスが少し癖のある音だったので、どうかなと思ったのですがバランスの良い音。
ただし、僕には残響不足。(まあ、400席のホールですから仕方がありません。)僕の好みは、ミューザ川崎のように芳醇な音に身を委ねられる空間なので、反響と残響が少なく楽器の定位がはっきりしすぎたホールはおもしろく無いのです。

帰宅後にホールの残響時間を調べてみたところ、満席時1.4秒で、やはり短い。クラシックのホールでは残響は2秒は欲しい。

小さなホールで演奏されることの多い弦楽四重奏といった室内楽もミューザで聴くと、とても豊かな(かつ幸せな)響きになります。

直近では、3月16日のMUZAナイトコンサート「ビートルズから神田川」に東響の弦楽器のメンバーが出演されます。約1時間で千円というコンサートですから
クラシックはしきいが高いという方にもおすすめです。ぜひ生の音(それも本物の)を楽しんでみてください。

それまで待てない・・という方は2月27日のナイトコンサートは、ミューザでなんと「尺八」(それもアメリカ人)だそうです。