PWM パワーパック(Nゲージ用)

開発中のNゲージ用PWMパワーパック基板。3次試作品でデバッグをほぼ完了。

出力素子をパワーMOSからフルブリッジのモータードライバ(TB6642)に変更。(レール短絡による過電流検知と過熱検知等安全対策のため。)
モータードライバで逆転動作ができるので前回品からリレーを1個削除。

基本はワンハンドル・マスコンユニットとの組み合わせで使用します。こだわったのは運転対象の車両毎(最大8種類)にパラメータの設定と記憶。例えば、常点灯の周波数と明るさ、モータ駆動の周波数、起動時の各ノッチの加速度と惰行時及び制動時の各ノッチにおける減速度。所有するの車両に合わせてあらかじめ設定しておけば、その車両毎に制御可能。貨物であればPWMの周波数を100Hz程度に下げて低速を重視といった使い方。常点灯も車両により設定できるので、走らせるたびにダイアルを合わせるといった手間いらず。

上記の設定が済めば、前後進のスイッチオンでライト点灯、ノッチをP1に入れると、決められた加速度でそのノッチの最高速まで加速。更にノッチを上げれば、そのノッチでの設定に従って加速。Nに戻すと惰行モードで、設定された数値に従い減速。制動へノッチを入れれば、そのポジションに対応した数値で減速・・という、実車に近い感覚で楽しめるように考えました。

パラメータの設定はRS232通信で、ターミナルソフト(上級者向け)を使うか、Windowsで使用できるエディターソフト(開発中 下の画像)で行います。

上の例では、Mode4が20KHz駆動、Mode5が800Hz駆動(TOMIX EF210で実験)の設定例です。
エディターでは、各モード毎にパラメータの読み込みと設定(書き込み)が出来るようになっています。

まあ、これだけ凝った内容で開発したので値段はそれなりになる予定ですが・・。

あとは、マスコンの外側(ケース)の設計を終わらせないと。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です